Automne-Hiver 2011/12
Posted: 2011/08/26 | Category: HALLELUJAH, お知らせ | No Comments »・
パリのREPETTOに行くととても落ち着いた店内に癒されます。
歴史の中で形成されて来た種々の形態の中から、特に重んじて次世代に継承すべきものに対する
精神的な立場と革新的に常にアバンギャルドな精神的な立場が両立する世界があります。
それは日本の京都などの呉服屋にも似ている、凛とした空気が気持ち良い。
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今、小学生の頃テレビで見た「機動戦士ガンダム」にハマっている。
日本でも夢中な大人は多いようである。
こどもの頃見ていたアニメは、大抵が今見るとがっかりする。
しかし「ガンダム」は別である。内容も大人が見ても面白く
こどもの頃は難しくて理解出来なかった内容が、理解出来る様に
なっていてまた違った楽しみが出来る。
ナント言っても、モビルスーツのデザインがかっこいい。
ここフランスでは本当に日本のアニメや漫画・アイドルが人気でテレビでも
毎日放送されている。フランスで先日「機動戦士ガンダム」を見てしまったのだ。
どうしても続きが見たいと思い……
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話は変わるが、昨年International Talent Support ”ITS#NINE″
(今、たぶん世界で一番大きくてエキサイティングなコンテスト)で、
最優秀賞を日本人として初めて受賞した人も、(ここのがっこうアドバンスドコース第一期生なんだって)
今年のコレクションで
「ガンダムシリーズに登場するホワイトベースなどの戦艦がイメージです。」
て言ってた。
世界ではアニメや漫画を日本の文化として受け入れられているが、
日本人はその素晴らしさに気づいていない ようである。
世界各国でジャパンエキスポが開催されているが、日本の企業は10%位しか出展していない。(もっと少ないかも)
開催されている事すら気づいていない。残り90%は中国やアジアの人が日本をコピーして商売している。
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日本人が広めようとしているのではなく、私たちの知らないところで現地の人が開催して楽しんでいる。
そこが面白い事である。・
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”ITS#NINE″ Collection of the Year受賞作品f
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今年のコレクションで「ガンダムシリーズに登場するホワイトベースなどの戦艦がイメージ」
ITS – International Talent Supportより
いつも散歩する公園には体操の道具がたくさんある。
そしていつもたくさんの人が体操している。
最初に来たときは、みんなトレーニングウエアーで体操しているので
ちょっとあやしい人たちに見えたが、フランス人はみんな運動好きなようである。
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ユーロ硬貨は各国ごとにデザインが違う。集めてみると結構面白いです。
様々な国別のユーロ硬貨
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/01kikaku_jiman.htm
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1889年、エッフェル塔と同じ年に建設された動物学ギャラリーが所蔵していた
膨大なコレクション。1994年にリニューアルオープン。
0、1階は「生物の多様性」、2階は「人類が変化させた生物」、3階は「生物の進化」がテーマ。
圧巻は並ぶ動物の剥製たち。
絶滅した珍しい動物の剥製や絶滅種または絶滅の危機に瀕している種の部屋も面白い。
フランスの博物館や美術館は、あまりの種類・数の多さにいつも倒れそうになる。
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家の斜め前が警察署なのですが夕方になると馬に乗った警察官がパトロールに出かけます。
パリの警察官はいろいろな乗り物に乗ってパトロールです。
馬・自転車・ローラーブレード… 仕事をしているんだろうが遊んでいるみたいです。
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昨日、今日のParisはとても天気が良いのですがそんなに暑くありません。
どちらかというと肌寒く長袖にカーディガンが必要です。
隣近所はみんなバカンスです。
とてもとても気持ちがいい日が続いていますが、私たちはアトリエにこもっています。
10月の展示会に向けて…
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「エルメス」がメキシコ先住民族の一つ、オトミ族の伝統的な刺しゅうを新作スカーフのデザインに採用。
すばらしい色…
オトミ族は紀元前5000年前後からメキシコ中部に住む農耕民族で、現在もイダルゴ州、ミチョアカン州、
ケレタロ州などで暮らす。オトミ語を持つ。
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コンバースは04年から、メキシコ南部オアハカ州のミシュテコ族に白い靴とインクを提供し、
スニーカーに絵を描いてもらう「ペインティング・ステップス」プロジェクトを開始した。
ミシュテコ族はココナツの皮に動物を彫る伝統があったことから白羽の矢が立った。
13人のアーティストが月に65足ほど制作する。1足3000ペソ(約2万円)。
売上金は半分がアーティスト、半分は村のコミュニティーセンターの建設費となる。
コンバースは「上流階級が先住民族の伝統文化に目を向け始め、先住民族は自分たちの価値に目覚め始めた。
企業は先住民族に資金を援助するのではなく、アートという収入手段を提供することで、(経済などの)
グローバリゼーション(地球規模化)と伝統文化の懸け橋になれる」と話す。
メキシコ中西部に住むウイチョル族はドイツ自動車大手フォルクスワーゲンから提供を受けた乗用車ビートル
の車体を7カ月かけて230万個のビーズで飾り、神話の世界を描いた。まばゆいビーズの衣装をまとった
ビートルは大衆芸術博物館で展示中。今後、オークションにかけられる。
(毎日新聞)